授業や作品を時系列でご覧いただいています。
生徒さんの写真やお名前の公開、表記方法には保護者の許可をいただいております。
道具や画材:画用紙、コンパス、鉛筆、色鉛筆、サインペン、消しゴムなど
ほぼ点対称で描く。
下絵を描く際に模様の規則性や正確性は、ある程度必要。
ただ、定規、コンパスだけで描いてもすぐに物足りなくなる。
フリーハンドにはリズムがある。
模様の動きは色塗りの楽しさをひきだす。
色の配置で模様が活かされるし、模様の中で活きてくる色もある。
やがて重層的な世界が現れてくる。
この課題は自由な創作と、型を用いた伝承的なあそびを組み合わせています。
染め紙、切り紙、紋切り、3種類の紙あそびを連結して壁飾りをつくります。
染め紙は正方形の和紙を四つ折りし、ハサミで好きな形や切込みをいれ、紙を濡らしてから切り口などに水彩のマーカーや水彩絵具をしみこませます。
切り紙は和紙の折り紙(幼児、小1は普通の折り紙)を三つ折りや四つ折りして、ハサミで好きな切込みをいれます。
紋切りは和紙の折り紙(幼児、小1は普通の折り紙)を三つ折り、四つ折り、五つ折りして、選んだ型紙(伝承的な紋)をノリで仮止めして、ハサミで型紙通りに切り抜きます。
自由な創作が好きなこども。それが超苦手なこども。型をつかって上手に紋用をつくってみたいこども。どれもすてきな個性です。
どのこどもにとっても、折り畳んだ紙から、文様が現れる様は驚きです。
「点対称」の仕組みを利用した「染め」や型紙の不思議。
ハサミの失敗があっても点対称の中では失敗の跡が文様や模様になりえます。
造形あそびを繰り返しながら、その子なりの手わざと感覚のバランス感が育っていけばと考えます。
あとりえこも、再開です。
課題は「まるいえ」。
丸い画用紙に絵を描きます。
ルールがひとつあって、「回しながら描くこと」。
普通の四角な紙に絵を描く時と違って、真ん中と外側に上下が生まれます。
中心に地球のように地上の風景を描く場合と、円周にそって描く場合とで、頭に浮かぶ景色はかわってきます。
どちらでも、描き始めと描き終わりとはつながって、連続性が生まれます。
そこからトータルさへの思いが、絵にあらわれれてもきます。
コロナウイルスのために、園や施設のお休みが多くなってしまいました。
でも、今は進級、進学のシーズン。
これから新しいおともだちも出来るだろうね。
1年の間で楽しかったことを思い出して絵に描いてみよう。
月4回コースの4回目
少人数で、じっくり取組める課題に取組みます。
今月は「三原色の絵」
今回使う絵具は、あか色、あお色、やまぶき色、しろ色、あい色の5色。
ほとんどの色は、赤と青と黄色で作れますが、今回は白色、藍色も使いました。
赤、青、黄色は透明色で、白色は不透明。
色を薄く(明るく)する場合、白を加えずに水を多めにして明るくする方法があります。その場合、透明感を保つことができます。
藍色は黒や影に使います。
まず、5色をまぜて、えがく対象の野菜の色をつくってみます。
やじろべえは どうして倒れないのだろう。
こんな不思議なおもちゃを自分でつくることが出来る。
ゆらしたら楽しいものを考えて、画用紙に描こう。
それから、竹ひごの両端に紙粘土のおもりをまきつける。
おもりにはビーズの飾りをボンドでつけよう。
やじろべをつくる
1点で立つやじろべえ。
軸(フランクフルト用の串)、ワイヤー(2mmのアルミ)、ビー玉だけで構造はできる。
3者の位置関係で動き方が変わる。
軸にとりつけるアイコンは画用紙でつくる。
アイコンは何?何を揺らすか?何を揺らしたら面白いか?
生徒たちはそれぞれの力を発揮した。
(GIFアニメ:およそ0.2秒に4カット。みなのアニメも出来次第、アップしていきます。
赤色と黒色の折り紙をハサミで切って、切り紙の絵をつくろう。
そろそろ進級、進学のシーズンです。
少し難しい課題に挑戦しました。
先生の説明もよく聞いて、みなが意欲的に参加しました。先生はとてもうれしかったです。
空想の絵
自由な絵を描こう。
こんなところに行ってみたい。こんな乗り物があったらいいな。未来の世界。夢の国。
心のままに描く子。少し考えてから描きだす子。影響しあう子たち。
幼児の手の動きは早い。
早く終わる子もいる。
授業の70分では足りない子もいる。
迷ったり、考えたり、塗り足してみたり。
あとりえでは、いろいろな道具で絵を描きます。
筆、てのひら、刷毛などなど
今回はスポンジ。
スポンジに絵の具をつけてペタペタ押す。
型紙(きりぬき)をつかって、版のように押す。
スポンジの角で線を描く。
色を変えて、模様を重ねてみる。
具体的な風景の絵になっていく子。
抽象的な世界を楽しむ子。
乾く直前の絵の具を用いるので、はっきりと色がのらないこともある。
でも、毛羽立ちやムラも変化や調子として、それも楽しめたらいい。
1月の2回目の課題「冬のジオラマ」直径12センチの雪の世界をつくろう。
雪:紙粘土(昔ながらのタイプ)、速乾ボンド、水
家:厚紙の方眼紙、プラ板
木:枯枝の先端部分
岩:小石
人:紙粘土あるいは練り消しゴム
各パーツのサイズ感に注意しよう。
仕上げには雪化粧(紙粘土を水で柔らかくして、ボンドを混ぜた状態にしたものを、ヘラなどでつける)。これでジオラマのリアル感が増すよ。
紙粘土は3次元空間を容易につくりだせて、制作のワクワク感を引き出してくれる大事な材料です。
通常、指先が汚れるのを嫌う子どもたちですが、始まってしまえば時間がたつのを忘れて楽しく制作しています。
小学校では学年が上がるほど、使用頻度が減ってきているようで残念です。
綿棒でつくった、手が6本ある六角のかたち。
毛糸を綿棒に順番に巻いていく。
毛糸がなくなったら、次の毛糸をつなげる。次は何色がいいだろう。変化を楽しもう。
先生に毛糸をつなげてもらう時に、いったん手から離れる。
ふたたび巻き始める時に気を付けないと、巻く方向、巻き方、裏表を間違えてしまうよ。
繰り返しの作業が早い子
同じリズムで出来る子
ゆっくりでも間違えない子
ぶっきらぼうに巻いていく子
間違えに気が付いて、戻ってやり直す子
そのまま、進んでいく子
やがて、時間が過ぎて、かたちが出来上がっている。
毛糸の一本道で出来た、やわらかな結晶。
パンを踏んだ娘
アンデルセン童話
あとりえこも編集
昔、ある村に 子供のない パン屋の夫婦がいました。
おいしいパンを焼くと 評判のこの夫婦でしたが、子供が無くていつも寂しく思っていました。
2014年の秋に、あとりえこも茅ヶ崎教室は誕生しました。
今年7歳になります。
人間でたとえれば、小学1年生。
本年もどうぞよろしくお願いします。
作品を公開させていただいている「作品ブログ」、今後は出来る限りコンスタントな更新に努めたいと思います。
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