この課題は自由な創作と、型を用いた伝承的なあそびを組み合わせています。
染め紙、切り紙、紋切り、3種類の紙あそびを連結して壁飾りをつくります。
染め紙は正方形の和紙を四つ折りし、ハサミで好きな形や切込みをいれ、紙を濡らしてから切り口などに水彩のマーカーや水彩絵具をしみこませます。
切り紙は和紙の折り紙(幼児、小1は普通の折り紙)を三つ折りや四つ折りして、ハサミで好きな切込みをいれます。
紋切りは和紙の折り紙(幼児、小1は普通の折り紙)を三つ折り、四つ折り、五つ折りして、選んだ型紙(伝承的な紋)をノリで仮止めして、ハサミで型紙通りに切り抜きます。
自由な創作が好きなこども。それが超苦手なこども。型をつかって上手に紋用をつくってみたいこども。どれもすてきな個性です。
どのこどもにとっても、折り畳んだ紙から、文様が現れる様は驚きです。
「点対称」の仕組みを利用した「染め」や型紙の不思議。
ハサミの失敗があっても点対称の中では失敗の跡が文様や模様になりえます。
造形あそびを繰り返しながら、その子なりの手わざと感覚のバランス感が育っていけばと考えます。
染め紙
切り紙・紋切り
かざりをつくる
写真撮影がうまくできず、アップできていない作品があります。