4回コース
5月の4回目は鉛筆の濃淡を使い、陰影や立体感を表します。
「塗り絵」を用意しました。
用紙には、線だけで表された立体の絵と、横並びのマス目があります。
まず、横並びの6マスのマス目に濃淡(グラデーション)を2Bの鉛筆だけで塗り分けます。
力の入れ加減や、塗り重ねで濃淡が表せます。
高学年の塗り絵にははもう一列あります。
2列目は8Hから10Bまでの鉛筆を用いて塗り分けます。
鉛筆には濃淡や硬軟で多くの種類があります。
鉛筆の使い方を一通り知ったあとで、黒鉛筆だけの塗り絵を描きます。
鉛筆の濃淡で光(陰影)や、かたち(立体感)を表せます。
立体感は小学生や中学生には難易度が高い要素ですが、形が描けてさえいれば、どのような濃淡(陰影)をつけても、おおよそ立体感というものが現れてきて楽しめます。
鉛筆とは筆記用具の一種ですが、画材として大変な魅力もあることを感じてほしい。