雪の結晶 (小学生) 2021.12.22

12月の小学生の授業は1回目~3回目を使って、ゆらゆら動く飾りをつくりました。

 

 

テーマは雪の結晶。

牛乳パックで枠をつくり、そこに「切り紙」でつくった雪の結晶をはりつけ、竹ひごに吊るしたり、縦一列に吊るしたりしました。

再生時に音声が流れます。スマホでは横向きでご覧ください。再生時間53秒

結晶の枠づくり

「水ボンド」(ボンドを水に溶いたもの)を上質紙に素早く刷毛で塗り、牛乳パックを転がしながら巻きつけます。

ボンドが乾いたら、15ミリ幅で切ります。

12個の輪ができます。

(力がいるので、一部の生徒さんのみ)

12個の輪のうち、6個で大きな枠ができます。

3個で小さな枠ができます。

小さな枠は、1個の真ん中をホッチキスでとめて8の字に開き、それを3個使って作ります。

枠の固定はボンドでつなげます。

大小の枠の組合わせ方を選びます。

・大きい枠が2個 

・大きい枠が1個と小さい枠が2個

・小さい枠が4個

モビールにするか、縦に並べて吊るす飾りにするかを選ぶと、かなりの種類の飾り方が出来ます。

結晶の切り紙

大小の正方形(一辺7.5㎝と15㎝)の折り紙やトレーシングペーパーで作りました。

30度の角度に折り畳んで、ハサミで切り抜いてから開くと、雪の結晶模様が現れます。

練習用にテンプレートを用意。コツがわかったら、オリジナルの模様に挑戦します。

切り紙を重ねるのも素敵です。アイデアが広がります。

枠に切り紙をボンドで固定します。

吊るす

雪の飾りを紐で繋いでいきます。

縦一文字の飾りにするか、竹ひごを使ってモビールにするか選びます。

紐結びは生徒らが苦手なことのひとつ。

繰り返しの作業で覚えていきます。

竹ひごへの固定は、紐の結び目が滑って抜けないよう何重にも巻き付けてから結びます。

糸どおしを重ねると締りがよくなります。

作業のイメージが出来る生徒は、吊るしながら進めます。

モビールの仕上げでは、紐の結び目の位置の移動でバランスを整えます。

秋以降、ブランコのオブジェ、モビールと、動的(力学的)な要素のある工作に取組んできました。

個々の作品写真は準備が出来次第アップします。