本をつくる。表紙を加工する(エンボス)

本をつくる。
わたしたちの身の回りにはたくさんの本がある。学校でも、おうちでもたくさんの本を読んでいるね。本は中身によって様々なかたちがある。大事なことが書いてあったり、捨てないで保管しておくような本には固くて丈夫な表紙がついている。今日は本づくりに挑戦してみよう。

おおまかな本の仕組みを知ろう。

本は中身(本文)とそれを守る表紙から出来ている。大事な本文はバラけないように寒冷紗などで補強(背固め)される。本文と表紙は「見返し」でつながる。

自分の本に、オリジナルの表紙をつけよう。紙の造形として、エンボス加工に挑戦。

表紙を強くする厚紙と、表紙を綺麗に飾る表装紙との間に、厚紙で作った模様をはさむ。

表装紙と厚紙を糊付けしたら、表装紙をヘラでこすって、模様を浮かび上がらせる(エンボス)。表装紙には羊皮紙のような紙を使った。

エンボス加工が出来たら、厚紙を表装紙でくるもう(一番上の写真)。

表紙と本文を合体させ、背のところには竹ひごで溝をつける。

見返しの裏面に糊ボンドを均一に塗り、表紙と接着したら完成。

 一晩、重しを載せておこう。